銀河中心

科学・宇宙

銀河中心の「混ざった光」から超新星残骸だけを引き算したら、ブラックホールとの押し合いが見えた

天の川銀河の中心は、X線で見ると銀河でいちばん混み合った場所です。太陽の400万倍の質量を持つブラックホールいて座A*(エースター)のまわりに、若く重い星の集団が吹き出す恒星風、たくさんの連星が重なった淡い光、そして約1万年前に爆発した超新...
科学・宇宙

ブラックホールをわずか8.7年で一周する星「S301」——相対性理論の検証に新たな切り札

天の川銀河の中心にある巨大ブラックホールを、わずか8.7年で一周してしまう星が見つかった——そんな報告が2026年7月に発表されました。星の名前はS301。最も近づく瞬間には光速の8%を超える速さで駆け抜け、1周まわるたびに軌道の向きが約2...
宇宙・天文

宇宙で最大の「硫黄入り分子」を発見——星が生まれる前の雲の中で

天の川銀河の中心近くにある冷たいガスの雲から、硫黄をふくむ「環(わ)っか」の形をした分子が見つかりました。原子13個でできていて、これまで宇宙空間で確認された硫黄入りの分子としては最大です。しかも、まだ星が一つも生まれていない雲の中でのこと...
宇宙・天文

天の川の中心、嵐の中の“凪の島”で星が生まれようとしている——ALMAが見たゆりかご

天の川銀河の中心は、星が生まれそうにない場所だと長く考えられてきました。ガスが音速を超える速さで荒れ狂っていて、星の材料が一カ所に落ち着いて集まる暇もないからです。ところが、その渦のただ中にぽつんと“凪(なぎ)”ができていて、そこでガスが静...
宇宙・天文

ブラックホールは星を食べたあと“げっぷ”する——数年遅れて届く電波の輝き

星をまるごと飲み込んだブラックホールが、数か月から、ときには数年も経ってから「げっぷ」をする——そんな後始末の悪さが、電波の観測ではっきりつかまえられました。光が消えて静かになったように見えても、ブラックホールの食事はまだ終わっていなかった...
宇宙・天文

銀河中心の巨大ブラックホール近くで「超新星の跡」らしき構造を発見

天の川銀河のいちばん奥、巨大なブラックホールが居座る中心部のすぐ近くで、大昔に爆発した星の「残骸」らしき構造が見つかった、という観測が報告されました。NASAのチャンドラX線観測衛星と、ESA(欧州宇宙機関)のXMMニュートンが捉えたもので...