電波天文学

宇宙・天文

天の川の裏に隠れていた「ト音記号」の正体。パルサーと思われた電波源は、銀河団どうしの衝突で蘇った年齢2億年の「死んだプラズマ」だった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。天の川の円盤は、星と塵が詰まった帯です。その向こう側にある銀河や銀河団は、塵に光を吸われて可視光ではほとんど見えません。空の2割ほどを占めるこの領域を、天文学者は「回避帯」と...
宇宙・天文

ビッグバンから30億年後の電波の閃光。地上では「空っぽ」に見えた場所に、ウェッブが母銀河を見つけた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。高速電波バースト(FRB)は、宇宙のどこかから届く、長さ千分の数秒の電波の閃光です。2007年に最初の1つが見つかってから、これまでに数千個が記録されています。それでも「何が...
科学・宇宙

生まれかけの惑星がガスを巻く瞬間、アルマ望遠鏡が初めて撮った

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。惑星は、若い星のまわりに広がるガスと塵(ちり)の円盤の中で育つ。これは天文学の教科書なら必ず載っている話で、円盤に穴をあけて、まわりのガスをかき回しながら太っていく惑星の絵を...
科学・宇宙

電波望遠鏡1台で、80億年前の水素の地図を自力で描く

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。カナダの電波望遠鏡CHIME(チャイム)が、およそ80億〜90億年前の宇宙に広がる水素ガスの分布を、ほかの望遠鏡の助けを借りずに自分のデータだけで取り出しました。論文は202...
科学・宇宙

初期宇宙の銀河はガスがぎゅうぎゅうに詰まっていた――千葉大チームがアルマで中性ガスを直接検出

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ビッグバンから7〜8億年しか経っていない時代の銀河から、「星の材料」そのものの信号をつかまえた。千葉大学の札本佳伸(ふだもと・よしのぶ)特任助教らの国際チームが、南米チリのア...
科学・宇宙

宇宙人らしい三つの条件を満たした信号は、なぜ「地球のノイズ」と結論づけられたのか

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。「33の惑星系を電波で調べたら、1件だけ気になる信号が残った」。そう聞くと、つい期待してしまいます。でもこの話の本当の見どころは、見つけたことではなく、その信号を研究チームが...
科学・宇宙

銀河中心の巨大ブレーザーと同じ仕組みが、1万2,000光年先の小さなブラックホールで回っていた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。遠くの銀河の中心で、ブラックホールがこちら向きにジェットを吹いている天体を「ブレーザー」と呼びます。その縮小版が天の川銀河の中にもあるはずだ、と1990年代から言われ続けてき...
科学・宇宙

約64光年先の巨大惑星から届いた電波が、系外惑星の磁場を初めて明かした

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。太陽系の外にある惑星、系外惑星は、これまでに何千個も見つかっています。ただ、そのほとんどは惑星そのものを見たわけではありません。恒星の前を惑星が横切ってわずかに暗くなる瞬間や...
科学・宇宙

光学望遠鏡の助けなしに、電波だけで遠い宇宙の水素をとらえた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。南アフリカの電波望遠鏡MeerKAT(ミーアキャット)が、約37億光年と約48億光年の彼方にある水素ガスの電波を、ほかの望遠鏡の助けを借りずに単独で検出した、という話です。マ...
科学・宇宙

20年越しの答え合わせ――正体不明の電波信号を出していた連星「J17」

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。夜空のどこかから、数分から数時間おきに、規則正しく電波が届く場所があります。最初の兆候が見つかったのは2005年。それから20年、この信号を出している天体の正体は分からないま...
科学・宇宙

弱い磁場が星のジェットを支配していた——ALMAがとらえた巻きつくトロイダル磁場

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。生まれたばかりの星は、両極から細長いガスの流れを勢いよく噴き出しています。この噴出流に巻きつく磁場を、チリの電波望遠鏡ALMA(アルマ望遠鏡)が数百天文単位というスケールで初...
科学・宇宙

宇宙人を探した星の数を数え直したら、21倍あった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。宇宙人を探すために、これまで何個の星に耳を澄ませてきたのか。その答えが、いきなり21倍になりました。新しく望遠鏡を向けたわけではありません。すでに終わっている観測を、数え方だ...
科学・宇宙

M87のブラックホール、リングの内と外で光の性質が違っていた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2019年に公開された、オレンジ色に光るドーナツ形の一枚。人類が初めて目にしたブラックホールの姿として、世界中で話題になりました。写っているのは、おとめ座の方向に約5500万...
科学・宇宙

宇宙人の信号は「発信元の星」に壊されているかもしれない──SETIの盲点を突く新研究

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。宇宙人の信号がいまだに見つからないのは、そもそも誰も発信していないから——と考えるのが素直です。でも、もうひとつ可能性があります。信号は発信されているのに、発信元の星のまわり...
科学・宇宙

「宇宙人だ」と言う前に——SETIが15年ぶりに発表ルールを改定

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。地球外の知的生命らしき信号を見つけたとき、科学者は何をして、いつ世界に発表するのか。その手順を定めた国際的な取り決めが、15年ぶりに書き換えられました。改定を主導した国際宇宙...
科学・宇宙

太陽400万倍のブラックホールが猛烈に育っている、18億光年先の渦巻銀河

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ふつう、銀河の中心から届く電波の「増光」は、数日から数週間で収まります。ところが、しし座の方向にある、ある渦巻銀河は8年以上にわたって明るいまま。しかも中心のブラックホールは...
宇宙・天文

ブラックホールは星を食べたあと“げっぷ”する——数年遅れて届く電波の輝き

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。星をまるごと飲み込んだブラックホールが、数か月から、ときには数年も経ってから「げっぷ」をする——そんな後始末の悪さが、電波の観測ではっきりつかまえられました。光が消えて静かに...