ひろゆら

歴史・文化

アステカの絵文書がフランスから里帰り——3か月の「交換」が選ばれたわけ

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2026年9月、メキシコ市の国立人類学博物館に、1冊の古い絵文書が並びました。「アスカティトラン絵文書(Códice Azcatitlan)」。アステカの都テノチティトランの...
科学・医療

DNAを切らずにB型肝炎ウイルスを黙らせる新技術

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。B型肝炎は、ウイルスを体から追い出すのがとても難しい感染症です。いま標準で使われている核酸アナログ製剤という飲み薬は、ウイルスが増えるのを抑え込む力は高いのですが、飲むのをや...
テクノロジー

体内で溶ける電池はどこまでできたのか──MITの「食べられる電池」の現在地

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ボタン電池は飲み込んではいけません。子どもの誤飲事故で毎年のように注意喚起が出るとおり、電池が体内で漏れると化学やけどを起こします。ところが2026年9月、その常識をひっくり...
科学

平原のかすかな溝の下に、深さ150メートルの洞窟が隠れていた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。オーストラリア南部に、ナラボー平原という石灰岩の台地があります。面積は20万平方キロメートルを超え、本州とほぼ同じ広さです。名前の由来はラテン語の「木がない」で、そのとおり見...
科学・環境

水深4,700mの放射性廃棄物ドラム缶は、腐食して中身が漏れ出していた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。1949年から1982年にかけて、ヨーロッパ各国は放射性廃棄物を詰めたドラム缶を北東大西洋の深海に沈めていました。本数にして20万本以上、重さにして15万トン以上。多くは水深...
歴史・考古

5000年前のエジプトに「女王」ではなく「王」だった女性がいた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。古代エジプトで女性が国を治めた例といえば、ハトシェプスト、ネフェルティティ、クレオパトラの名前がすぐに挙がる。ただ、いずれも紀元前1500年より後の人たちだ。それより1500...
数学

ビリヤードの球1個で、原理的にはどんな計算でもできる

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ビリヤードの球は、まっすぐ転がって、壁に当たると同じ角度で跳ね返る。ルールはそれだけです。摩擦も回転も考えなければ、物理の中でこれ以上ないくらい単純な仕組みだといえます。その...
健康・医療

なぜアメリカの日焼け止めは遅れていたのか——日本で2007年から使える成分が、米国でようやく解禁

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2026年6月9日、米国の食品医薬品局(FDA)が、日焼け止めに使ってよい有効成分のリストに「ベモトリジノール」を加えました。米国で日焼け止めの有効成分が新しく増えるのは、1...
テクノロジー

Windowsソフトはどこで入手する?窓の杜・Vector・Microsoft Storeなど5つの入手先と使い分け

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。Windowsのソフトを手に入れる場所は、名前を挙げられるものだけで5つあります。昔からあるダウンロードサイトの「窓の杜」と「Vector」、紹介サイトの「フリーソフト100...
古生物学

【オルドビス紀の生物】ウミユリ – 動かないはずの「海の花」は、這って逃げる

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。名前ウミユリ(海百合)。学名はウミユリ綱 Crinoidea で、ギリシャ語の「ユリ(krinon)」と「形(eidos)」から「ユリに似たもの」の意味分類棘皮動物門 ウミユ...
医学・健康

認知症の有病率が2%未満のアマゾンの2集団でも、発症率は欧米と大きく変わらなかった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。ボリビアのアマゾン低地に、認知症の人の割合が世界でもとくに低いとされる集団が2つあります。チマネとモセテンです。この2つの集団の成人730人を約5年後にもう一度訪ねた追跡調査...
テクノロジー

壊れたヒューマノイドのもとへ駆けつける「救急車」をGMOが導入した

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。GMOインターネットグループのGMO AI&ロボティクス商事(以下、GMO AIR)が、人型ロボット(ヒューマノイド)専用の保守車両「GMOヒューマノイド救急車」を2026年...
歴史

108年前のドイツ軍の暗号電文が解けたらしい。決め手は「合言葉の日付」だった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。1918年11月27日にドイツ軍が打った一本の無線電文が、108年たって読めたらしい、という報告が出ています。読んだのは人間ではなく、OpenAIのAIモデル「GPT-6 A...
テクノロジー

GPSなしで飛ぶ無人機は、地球の磁場のムラを地図と照合して現在地を知る

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2026年9月9日、米ノースロップ・グラマンが、小型無人機「ランバージャック(Lumberjack)」の飛行試験の結果を発表しました。場所はカリフォルニア州の陸軍演習場フォー...
気象・気候

カタツムリの殻に刻まれていたのは、季節ではなく2つのサイクロンだった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。オーストラリア東部の火口で拾われた、直径5センチほどのカタツムリの殻。これを渦巻きに沿って約1ミリ刻みで削り、成分を調べたところ、この個体が生きていた4年半のあいだに一帯を通...
材料科学

3Dプリントのチタン格子が水に浮き、壊れても沈まなかった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。チタン合金は水に沈みます。航空機の部品や人工関節に使われる代表的な合金「Ti-6Al-4V」の密度は1立方センチメートルあたり約4.43グラムで、水の4倍以上あります。ところ...
科学・宇宙

星が爆発するか、静かに潰れるかは、ニュートリノの「種類の入れ替わり」で変わるかもしれない

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。太陽よりずっと重い星は、一生の終わりに超新星爆発を起こす。そう説明されることが多いが、実際には爆発せず、そのまま潰れてブラックホールになる星もある。どの星がどちらの道をたどる...
歴史・考古

ドナウ川の砂利から出た1トンの鉄の棒は、2200年前の積み荷とみられる

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。オーストリアのドナウ川沿いにある砂利採取場で、両端のとがった鉄の棒がまとまって見つかりました。破片を含めて540点、重さは合わせておよそ1トン。剣にすれば約500本、釘なら約...
物理

147年前に見つかったホール効果、「磁化が垂直でなければ出ない」という前提が実験で崩れた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。電流を流した板に磁石を近づけると、電流とは直角の方向に電圧が出る。1879年にアメリカの物理学者エドウィン・ホールが見つけたこの現象は「ホール効果」と呼ばれ、いまも磁気を測る...
科学・宇宙

太陽はスーパーフレアを起こせるのか、答えは1947年の巨大黒点にあった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。キャリントン事件と、その先にある問い1859年9月1日、イギリスの天文家リチャード・キャリントンは、黒点をスケッチしている最中に、黒点群の中で白い光が数分間だけ輝くのを見た。...
医学・健康

マウスで効いた薬が、なぜヒトでは効かないのか

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。アメリカ・サウスカロライナ大学の研究チームが、アルツハイマー病のモデルマウスにナノ粒子を2回注射したところ、巣作りができるようになり、水迷路の成績も上がったと報告しました。脳...
古生物学

【オルドビス紀の生物】イソテルス – 全長72cm、最大の三葉虫は熱帯の浅瀬にいた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。名前イソテルス 学名 Isotelus(ギリシャ語で「等しい端」。頭と尾がほぼ同じ大きさであることから)分類節足動物門・三葉虫綱・アサフス目・アサフス科時代オルドビス紀中期〜...
テクノロジー

7ドルのLEDケースで隠しカメラを5秒で見つける「SweepLED」の仕組み

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。韓国科学技術院(KAIST)などの研究チームが、スマートフォンにLEDつきのケースを取り付けて隠しカメラを見つける技術「SweepLED(スイープLED)」を発表しました。ケ...
テクノロジー

手首から先だけのロボットが、5本の指で砂利道を歩く

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。手首から先だけのロボットが、5本の指を脚のように動かして床を歩く。スイス・チューリッヒ工科大学(ETHチューリッヒ)のソフトロボティクス研究室が、そんな「歩くロボットハンド」...
テクノロジー

光を当てると性質が書き換わる半導体、1インチ角の膜で実証

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。光を当てるだけで性質が書き換わり、別の色の光を当てると元に戻る。そんな半導体の薄膜を、プリンストン大学のチームが1インチ角(約2.5センチ四方)の大きさで作りました。論文は2...
医学・健康

再発後に使う薬を「がんになる前」に使ったら、効き目は約2倍になった

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。血液のがんの一つ、多発性骨髄腫には「一歩手前」の段階があります。検査では異常が出ているのに症状はなく、これまでは発症するまで様子を見るのが普通でした。その段階の人に、本来は再...
生物

燃えている草原で、猛禽類だけが得をしていた

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。火が近づくと、たいていの生きものは逃げる。煙を感じ、熱を感じ、反対の方向へ走るか飛ぶ。ところがオーストラリア北部の草原には、その煙を目印にわざわざ火のほうへ向かう鳥たちがいる...
テクノロジー

芝浦工業大学が、レーザープリンタで印刷できるタッチ入力シートを開発した

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。下敷きで髪をこすると、髪が逆立ちます。この静電気を機械への入力に使う研究が、芝浦工業大学から発表されました。材料は透明な塩ビ(ポリ塩化ビニル)のシートと、オフィスに置いてある...
宇宙・天文

重力波も重力レンズで曲がる――最大のブラックホール合体GW231123の質量を見直す研究

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。2023年11月23日、アメリカにある重力波望遠鏡LIGO(ライゴ)の2台が、ごく短い揺れを同時にとらえた。GW231123と名づけられたこの信号は、解析の結果、これまで観測...
科学・宇宙

水星には磁場があるのに、なぜ地表は太陽の粒子にさらされるのか ベピコロンボが高度165kmで測った

この記事には広告(Amazon アソシエイトのリンク)を含みます。水星には磁場があります。地球以外の岩石惑星で、自前の磁場を持っているのは水星だけです。それなのに水星の地表は、太陽から飛んでくる高エネルギーの粒子にさらされ続けていると考えら...