医学・健康

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中毒相談1万件を調べたら見えた、やせ薬でいちばん多い間違い

やせ薬として一気に広まったセマグルチド(オゼンピック、ウゴービ)が肥満治療用に承認されてから、アメリカの中毒相談窓口への問い合わせが跳ね上がりました。ただ、その中身は「薬が危険だった」という話ではありません。ほとんどが、打つ回数や量を取り違...
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2度目の妊娠は、1度目と同じようには脳を変えない

妊娠すると、女性の脳は作り変わる。これは2017年ごろから繰り返し確かめられてきた話です。ただ、これまで調べられてきたのは「1人目のとき」だけでした。じゃあ2人目のときはどうなるのか。同じことがもう一度起きるのか、それとも違うことが起きるの...
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mRNAがんワクチンは二つの経路で効いていた——常識をくつがえした免疫細胞cDC2

新型コロナのワクチンで一気に知られるようになったmRNAワクチンを、今度はがんの治療に使おうという研究が各地で進んでいます。その効き方について、「これがないと効かない」と長く信じられてきた免疫細胞が欠けていても、mRNAがんワクチンはしっか...
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カエルの腸内細菌が、マウスの大腸がんを一度の注射で消した

カエルのお腹の中にいた細菌を、たった一度マウスに注射しただけで、大腸にできたがんが跡形もなく消えた——北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)の研究チームが、そんな結果を報告しています。まだマウスでの実験段階ですが、腸内細菌そのものを「生き...
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睡眠サプリのメラトニン、慢性痛をやわらげる可能性――市販の鎮痛薬に近い効き幅

睡眠の補助として使われるメラトニンに、痛みをやわらげる働きがあるかもしれない——そんな報告です。慢性的な筋肉や関節の痛みを抱える人で、メラトニンを飲んだグループの痛みが下がっていた。しかもその下がり幅は、オピオイドや市販の鎮痛薬と同じくらい...
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閉経後の卵巣は眠らない——「免疫の器官」へと転職していた

閉経して役目を終えた卵巣は、そのまま静かに眠りにつく——長らくそう思われてきました。ところが最近の研究で、生殖の役目を終えた卵巣は「引退」するのではなく、免疫にかかわる別の顔へと大きく作り変わっていることが分かってきました。しかもその変化が...
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毎晩1時間半の寝不足を6週間——体重とウエストに表れた変化

毎晩の就寝を1時間半ほど遅らせる生活を6週間続けたら、体重が平均で約0.5キロ(1ポンドほど)増え、ウエスト回りもわずかに広がった——。コロンビア大学の研究チームが、そんな結果を報告しました。しかも同じ人に「ふつうに眠る6週間」と「睡眠を削...
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クレアチンが樹状細胞にエネルギーを補給、がんと戦う免疫を底上げ

筋トレをする人にはおなじみのサプリ、クレアチン。その主役はずっと筋肉だと思われてきました。ところが最近のUCLAの研究で、クレアチンが免疫の“司令塔”にあたる細胞にエネルギーを補給し、がんと戦う力そのものを底上げしているらしい、という意外な...
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テイクアウトの塩分、表示より多かった——半数が「メニューと実際のズレ」

持ち帰りで買った料理の塩分が、メニューに書いてある値よりも多いことがある——それも、半数近くで。イギリスの大学がテイクアウト料理を実際に測ってみたら、そんな結果が出ました。中には一皿で一日分の塩分をこえるものも。しかも意外なことに、いかにも...
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注射なしの飲み薬で6〜8kg減——オルフォルグリプロンと経口セマグルチドの直接比較

注射に頼らず、飲み薬だけで。しかもこれまで出ていた飲み薬より、体重も血糖もよく下がった——。イーライリリーが開発中の新しい肥満・糖尿病の飲み薬「オルフォルグリプロン」が、大規模な臨床試験で、いま市場にある経口タイプの薬(経口セマグルチド)を...
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大気CO2の上昇、人の血液にも表れていた

大気の二酸化炭素(CO2)が増えている、という話はよく聞きます。気候変動の原因として語られることがほとんどですが、その影響は空の話にとどまらないかもしれません。オーストラリアの研究チームが、過去20年あまりのアメリカ人の血液データを調べたと...
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教科書は間違っていた? 髪は「押し出される」のではなく「引き上げられる」

髪は根元でつくられて、下から上へ押し出されて伸びていく——学校の理科でも、たいていの本でも、そう説明されてきた。毛の根っこにある工場で新しい細胞が次々に生まれ、古い細胞を上へ押し上げていく。ベルトコンベアのようなイメージだ。ところが、生きた...
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腫瘍にすむ細菌をヒントに——がんのエネルギー工場を止めるペプチド

がんの腫瘍の中には、じつは細菌がすみ着いていることがあります。イリノイ大シカゴ校(UIC)の研究チームは、その細菌が持っていたタンパク質をヒントに、がん細胞のエネルギー工場を止めてしまう薬をつくりました。前立腺がんのマウスで、放射線とあわせ...
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発症したばかりの1型糖尿病を、幹細胞でマウスで巻き戻す

発症したばかりの1型糖尿病を、マウスで逆転させた——そんな報告が出ました。米サウスカロライナ医科大学(MUSC)のチームが、手を加えた幹細胞を1回入れることで、血糖をコントロールするのではなく、糖尿病そのものの原因に働きかけて病気を巻き戻し...
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コカイン“一度きり”で、脳細胞のゲノムに残る変化

コカインをたった一度使っただけで、脳の細胞のゲノムに二週間以上残る変化が刻まれる——マウスでそんな結果が出た、という報告が出ています。ふだん依存の研究では「くり返し使ううちに脳が変わっていく」という流れが語られますが、今回わかったのは、初回...
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世界初、ラボで育てた食道の移植に成功——免疫抑制なしで嚥下まで回復

ラボで育てた食道を生きた動物に移植して、食べ物を飲み込む機能まで取り戻した——しかも、移植でつきものの「免疫を抑える薬」を一切使わずに。イギリスのグレート・オーモンド・ストリート病院(GOSH)とユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)...
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がん細胞が「捨てた遺伝子」が生んだ弱点——UCLAが見つけた合成致死

悪性度の高い「小細胞がん」に、数十年ぶりの新しい手がかりが見つかりました。おもしろいのは、その弱点が、がん細胞が自分で捨てたはずの遺伝子から生まれていたという点です。アメリカ・UCLAの研究チームが、この仕組みを実験室で突き止め、2026年...
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健康なまま100歳超え、血液の代謝プロファイルは何が違うのか

著しく健康なまま100歳を超えた人たちの血液を調べたら、ふつうに歳を重ねた人とは違う代謝物(体の中で作られたり使われたりする小さな化学物質)のパターンが見つかった――そんな研究がアメリカから出ました。血液に、健康な長寿と結びついた“化学的な...
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運動でリスク25%減、座りすぎで27%増——生活習慣と認知症の大規模メタ分析

ふだんの体の動かし方が、何十年か先の脳の状態と関係しているかもしれない——そんな話です。運動をよくしている人は認知症になるリスクがおよそ25%低く、逆に1日8時間を超えて座りっぱなしの人はおよそ27%高い。睡眠も7〜8時間から外れると、短く...
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加工肉のリスク、実は9割が知らない——米調査が映した「身近な食」の死角

アメリカでは独立記念日(7月4日)の一日だけで、およそ1億5000万本のホットドッグが食べられる。国立ホットドッグ・ソーセージ協議会の推計だ。ところが、その加工肉に具体的にどんな健康リスクがあるのかを答えられる人は、10人に1人ほどしかいな...
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星形の脳細胞が出す分子で、加齢とアルツハイマーの認知低下がやわらぐ

脳の中で神経細胞(ニューロン)を陰から支えている「アストロサイト」という星の形をした細胞があります。この細胞が出す「hevin(ヘビン)」という分子を増やしてやると、加齢で衰えたマウスと、アルツハイマー病モデルのマウスの両方で、認知テストの...
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甘味料は「腸から全身へ」代謝を乱す? 21件の試験を束ねたレビューが示した兆候

砂糖の代わりに使う甘味料は、カロリーがほとんどないから体に大きな影響はない——長いあいだ、そう受け止められてきました。ところが、21件の臨床試験をまとめて解析したレビューが、そうとは言い切れない兆候を報告しています。米タフツ大学のチームが、...
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100歳超の血液は「若い」——37種のタンパク質が示す長寿のしくみ

100歳を超えて生きる人の血液を調べたら、その中の37種類のタンパク質が、80代よりもずっと若い30〜60代の人に近い状態だった——スイスの研究チームがそんな結果を報告しました。「血が若い」と言っても、若い人から輸血してもらったわけではあり...
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老いた筋肉が治りにくいのは「ブレーキ役タンパク質 NDRG1」のせい

年をとると、ちょっとした筋肉のケガでも治りが遅くなる。この「治りにくさ」の原因の一つを、UCLAの研究チームがマウスで突き止めた。筋肉を修復する細胞に、いわばブレーキがかかっていた——しかもそのブレーキは、細胞を長生きさせる役目も同時に果た...
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脂肪を燃やし、新しい脂肪細胞を止めるタンパク質スイッチ「Mitch」

脂肪を減らす薬は、この10年でずいぶん身近になりました。ただ困ったことに、脂肪と一緒に筋肉まで落ちてしまう。運動やダイエットで苦労した人ほど、筋肉を保ったまま脂肪だけ減らせたら、と思うはずです。そこにひとつの手がかりが見つかりました。「Mi...
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よくある脳卒中、本当の原因は「動脈のプラーク」ではなかった?

脳梗塞のなかでも多いタイプに「ラクナ梗塞(こうそく)」があります。長いあいだ、その原因は動脈にたまった脂の塊(プラーク)で血管が詰まることだと考えられてきました。ところがエディンバラ大学などの研究チームが、そのプラーク詰まりはラクナ梗塞とほ...
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アルツハイマーに「抵抗する」脳がある——未成熟な神経細胞が鍵か

脳の中にアルツハイマー病の変化がしっかり出ているのに、記憶もはっきりしていて、生前は認知症の症状がほとんど出なかった——そんな人が、実は少なくないことが知られています。アルツハイマー病になった高齢者のおよそ3割が、症状を経験しないまま過ごす...
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細菌が抗がん剤を”作り分ける”仕組みを解明——共通コネクタが生む多様性

細菌が、効き方の少しずつ違う抗がん物質を何種類も自然に作り分けている——その仕組みが、ようやく分子レベルで解き明かされました。英ウォーリック大学とオーストラリアのモナッシュ大学のチームが、細菌が同じ「組み立てライン」からバリエーション違いの...
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「石器時代のペストは本当に人を殺したのか」——5,500年前のシベリアで出た答え

「石器時代のペストは、そもそも人を殺せるほど強かったのか」。長いあいだ決着のつかなかったこの問いに、シベリアの古い墓地からはっきりした答えが出ました。答えは「殺せた」。しかも同じ証拠が、「ヨーロッパの人口が新石器時代に大きく落ち込んだのはペ...
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スタチンの「筋肉の副作用」、深刻なリスクは98%超の人で低い――オックスフォード大の計算ツール

コレステロールを下げる薬「スタチン」は、心筋梗塞や脳卒中を防ぐために世界中で広く使われています。ただ、「筋肉に副作用が出るのでは」という不安から、飲むのをためらったり途中でやめたりする人がいることも知られています。オックスフォード大学の研究...