小惑星

科学・宇宙

1857年に見つかった小惑星、170年目に「三つのこぶ」の姿を現す

火星と木星のあいだに広がる小惑星帯に、通し番号44番の「ニサ(Nysa)」という天体がある。見つかったのは1857年5月、パリで私設の観測所を構えていたヘルマン・ゴルトシュミットの手による。小惑星としてはかなりの古株だ。そのニサを、地上でも...
科学・宇宙

ぐらつく落花生形の小惑星に、大昔の水の痕跡——NASAルーシーの寄り道が見つけたもの

NASAの探査機ルーシーが、木星の近くを回るトロヤ群の小惑星へ向かう途中で、ある小惑星のそばをかすめていきました。本命に着くまでの練習のつもりだった立ち寄りでしたが、そこで見つかったのは、コマのようにぐらつきながら回る落花生形の岩の塊。しか...
科学・宇宙

小惑星のふりをした彗星——軌道のずれが暴いた「1998 SH2」の正体

30年近く「小惑星」として記録されてきた天体が、じつはこっそりガスを噴く彗星だった——そんな研究が、NASAジェット推進研究所(JPL)のチームから発表されました。決め手になったのは、見た目ではなく「動き」。予測した軌道から不自然にずれてい...
科学・宇宙

8億年前、砕けた小惑星の破片が地球に降り注いだかもしれない

いまから約8億年前、小惑星帯で1つの天体が砕け、その破片が地球・月・火星に長期間降り注いだかもしれない——そんな研究がアメリカのサウスウエスト研究所(SwRI)から発表されました。月に残る8億年前ごろのクレーターの急増を、「エウラリア」と呼...
古生物学

恐竜を滅ぼした小惑星は、太陽系でも珍しい「変わり者」の石だった

恐竜を滅ぼしたのは巨大な小惑星だった——ここまではよく知られています。では、その小惑星が「どんな石だったのか」までは、意外とはっきりしていませんでした。今回、地層に残ったわずかな痕跡から、その正体が太陽系でもかなり珍しいタイプの石だった可能...
科学・宇宙

家の屋根を突き破った隕石に、「生命の材料」が詰まっていた

アメリカ・ニュージャージー州の民家で、屋根と寝室の天井を突き破って落ちてきた石があります。分析してみると、それは太陽系ができたころの姿をとどめた珍しい隕石で、しかもアミノ酸や有機物――生きものの体をつくる材料につながる分子――を含んでいまし...
宇宙・天文

中国の天問2号、地球の“準衛星”カモオアレワに到達――10億kmの旅の末に

中国の探査機・天問2号(てんもん2ごう)が、地球の“準衛星(じゅんえいせい)”と呼ばれる小さな小惑星にたどり着きました。約10億km、400日をかけた旅の末に、目標天体の20kmほど手前まで近づいたのです。準衛星と呼ばれるタイプの天体に探査...
宇宙・天文

はやぶさ2、7月5日に小惑星トリフネへ超至近フライバイ——中心から1キロ、秒速5キロのすれ違い

リュウグウの砂を地球へ届けた日本の探査機はやぶさ2が、7月5日、また別の小惑星のすぐそばを猛スピードでかすめていきます。狙う相手は「トリフネ」。中心からわずか1キロほどの距離まで近づく、このクラスの探査機としては過去最接近級のフライバイ(接...
宇宙・天文

約2分で1回転——観測史上いちばん速く回る大きな小惑星が見つかった

宇宙には、わずか2分足らずで1回転している、けっこう大きな岩があるそうです。直径はおよそ700メートル。そんな巨大な石ころが、コマのようにくるくる回っている——そんな天体が見つかった、という話です。主役は「2025 MN45」という小惑星今...