エネルギー

テクノロジー・エネルギー

クラゲが原発を止めた——しかも2年連続、ほぼ同じ日に

2026年8月10日、フランス北部にあるグラヴリーヌ原子力発電所で、6基ある原子炉のうち3基が停止しました。さらに1基は出力を半分に落とし、フル稼働していたのは1基だけ(残る1基はもともと定期点検で停止中)。西ヨーロッパ最大の商業用原発が、...
テクノロジー

捨てていた熱で発電する——レーザー充電ドローンの受光装置が効率38.49%を達成

地上からレーザーを当てて、飛んでいるドローンを充電する——そんな技術の「受け取る側」で、大きな前進がありました。中国民航大学の研究チームが開発した受光装置が、届いたレーザーのエネルギーの38.49%を電気に変換したと報告したのです。同じ条件...
テクノロジー

レーザーで電気を飛ばす——DARPAが8.6km先へ800Wの無線送電に成功

電線を引かずに、レーザー光に電気を乗せて遠くまで届ける——そんな技術で、アメリカのDARPA(国防高等研究計画局)が新しい記録を出しました。2025年、8.6キロメートル離れた場所から、800ワットを超える電力を無線で送り届けた、という実証...
テクノロジー

太陽電池より熱で稼ぐ? 自作の空気集熱パネル5種を比べてみた

屋根いっぱいにソーラーパネルを敷ければ電気はたくさん作れます。でも、置ける場所が限られていて、しかも欲しいのが「電気」ではなく「暖かさ」だったら? そんなときは、光を電気に変えるより、光の熱をそのまま空気に移してしまうほうが理にかなっている...
科学ニュース・論文

リチウム電池の「金属のトゲ」、初めて硬さを測ってわかったこと

スマホやノートパソコン、電気自動車の電池の中では、充電を重ねるうちに金属の小さな針が育っていくことがあります。「デンドライト」と呼ばれるこの針状の結晶は、電池がいきなり劣化したり、最悪の場合は発火したりする原因として、長いあいだ知られてきま...
科学ニュース・論文

同じ電気から、もっと引き出す——AI時代の電力需要に効く電力モジュール「ULIS」

AIを動かすデータセンターが大量の電気を使うようになり、世界の電力需要が急速に伸びています。足りない分を新しく発電するのも一つの道ですが、もう一つ、「いま使っている電気を、もっと無駄なく使う」という考え方があります。その方向で、アメリカの国...
科学ニュース・論文

密度の限界を突破した「人工太陽」——理論の予言を実験で初確認

中国の核融合実験装置「EAST(イースト)」が、長いあいだ「ここから先は無理」とされてきた密度の壁を越えて、プラズマを安定して保つことに成功しました。しかもその越え方は、ある理論が前もって「越えられる領域があるはずだ」と予言していたとおりの...