宇宙・天文

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落下する宇宙望遠鏡をロボットで救え――NASAの前例なき「スウィフト救出」

22年近く宇宙で働いてきた望遠鏡が、大気の抵抗に引かれて少しずつ落ちてきています。そこでNASAが選んだのは、ロボットの整備機を送り込み、落ちかけた望遠鏡をつかんで軌道を押し上げる、という方法でした。人が乗らないロボットだけで、しかも「整備...
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宇宙から見たネオングリーンのオーロラ——ISSの飛行士が捉えた“上から”の光のカーテン

国際宇宙ステーション(ISS)から撮られた一枚が、目を引く光景を映し出しています。漆黒の宇宙を背景に、地球の縁がネオングリーンに発光し、その下を紫のもやが、上を赤い光がふちどる——南半球の上空に現れたオーロラを、ESA(欧州宇宙機関)の宇宙...
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ビッグバン後8.5億年の“またたく”クエーサー、円盤はもう平らだった

宇宙が生まれてまだ8億5000万年ほどしか経っていなかったころのクエーサーが、ちらちらと“またたいて”見えた。その光のゆらぎを手がかりにたどると、中心にある巨大ブラックホールが、すでに平たい円盤をまとっていたことがわかった。薄くて平らな円盤...
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天の川の100分の1サイズの銀河が、生まれたての宇宙の霧を焼き払っていた

生まれたばかりの宇宙は、水素のもやに覆われて光がまっすぐ進めない、いわば「霧の中」のような状態でした。その霧をいったい何が晴らして、宇宙は今のように透き通ったのか——天文学が長年追いかけてきた大きな問いです。ハッブル宇宙望遠鏡が、その「霧が...
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学生が見つけた「弓矢の形」をした銀河 ―― 180万光年の電波の弧

夜空を肉眼で見上げても気づけませんが、電波で宇宙をのぞくと、まるで引き絞った弓矢のような形をした銀河が見つかりました。弧の長さはおよそ180万光年。理論では昔から「あるはずだ」と予言されながら、実際にはほとんど捉えられなかった現象を、これま...
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地球“最古”の隕石クレーター、ついに年代特定 ―― 西オーストラリアの極小ジルコンが手がかり

地球で見つかっているなかで、いちばん古い隕石クレーターの「正確な年代」が、ようやく絞り込まれました。決め手になったのは、肉眼ではほとんど見えないほど小さなジルコンという鉱物のかけらです。場所は西オーストラリア。ここに刻まれた傷跡が、いまから...
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同じ星をまわる「超ふわふわ惑星」を2つ発見、密度は綿菓子以下

木星と同じくらいの大きさなのに、密度は綿菓子(わたあめ)より低い——そんな極端にスカスカな巨大惑星が、しかも2つ同時に見つかりました。これまでに見つかった惑星の中でも、最も軽い部類に入る世界です。オックスフォード大学が率いる国際チームが、同...
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ユークリッド、天の川銀河の中心を史上最大・最詳細に撮影――6000万個超の星

欧州宇宙機関(ESA)の宇宙望遠鏡「ユークリッド」が、天の川銀河のいちばん混み合った中心部を撮影し、可視光ではこれまでで最大・最も詳細な一枚を作り上げました。写り込んだ星の数は6000万個超。撮影にかかった時間は、わずか26時間ほどです。天...
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ぶつからなくても絶滅する? 地球をかすめた巨大天体が大量絶滅を起こした可能性

恐竜を滅ぼしたのは巨大な隕石だった——これはよく知られた話です。でも、地球の歴史で起きてきた「大量絶滅」は、じつはほとんどが原因のはっきりしないまま残っています。火山なのか、気候なのか、海面の変化なのか、決め手に欠けるものが多いのです。そこ...
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恐竜を絶滅させた隕石が、地下に作った“生命のゆりかご”——想定の4倍、800万年続いていた

恐竜を絶滅させた巨大隕石は、地表をめちゃくちゃにしただけではなかったようです。同じ衝突が地面の下に、生命を育めるかもしれない温かい環境を作り、それが想定の4倍も長く続いていた——そんな研究がまとまりました。隕石といえば「絶滅」のイメージが強...
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かつて湖だった火星のクレーターで複雑な炭素を発見、過去最大級の確かさ

火星の岩から、これまでで最も確かといえる「有機物(炭素でできた分子)」が見つかりました。NASAの探査車パーシヴィアランスが、かつて湖だったクレーターの泥岩を調べ、複雑な炭素の分子を数百か所で検出した、という研究です。論文は2026年6月2...
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太陽系の外から来た彗星「3I/ATLAS」、ウェッブが探る“100億年前”の出身地

太陽系の外からやって来た彗星を、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がとらえました。その成分を分析したところ、太陽系で生まれた彗星にはまず見られない「異質な比率」が出てきて、研究チームは驚いたといいます。手がかりをたどると、この彗星は100億年以...
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砂を「泳ぐ」トカゲに学んだ火星ローバー、やわらかい砂地で従来型を上回る

火星の砂は、探査車にとっていちばん厄介な相手のひとつです。やわらかい砂地に車輪を取られて動けなくなれば、数億円規模の探査機がそのまま立ち往生しかねません。その難所を、サハラ砂漠に住む小さなトカゲのやり方で乗り越えようという研究が出てきました...
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巨大ブラックホールは暗黒物質に包まれている?光の反響が示した手がかり

「見えないのに、確かにそこにある」とされる暗黒物質(ダークマター=光で見えない物質)を、光の“こだま”を使って間接的に捉えられるかもしれない——そんな研究が出ました。狙いをつけたのは、天の川銀河の中心にあるような巨大ブラックホールの周りです...
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中国の宇宙往還機、軌道で「謎の物体」を放出か

中国の宇宙往還機が、軌道上でなにかを切り離した――。そんな観測が、宇宙を見張る民間企業から報告されました。放たれた物体が何なのかは、いまのところ分かっていません。淡々とした観測報告ですが、相手が「中身を一切公表しない」謎多き機体だけに、いろ...
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生命を探すなら「まずここ」――6,000個から選ばれた45の惑星

広い宇宙のどこかに、私たち以外の生き物はいるのか——。天文学でもっとも大きな問いのひとつですが、その「探し方」が最近一歩進みました。これまでに見つかった6,000個あまりの系外惑星(けいがいわくせい=太陽系の外にある惑星)の中から、生命を探...
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約2分で1回転——観測史上いちばん速く回る大きな小惑星が見つかった

宇宙には、わずか2分足らずで1回転している、けっこう大きな岩があるそうです。直径はおよそ700メートル。そんな巨大な石ころが、コマのようにくるくる回っている——そんな天体が見つかった、という話です。主役は「2025 MN45」という小惑星今...
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星のまたたきが教えてくれた、1万光年先の惑星衝突

約1万1千光年も離れた宇宙の片隅で、2つの惑星がぶつかった——その“現場”らしき痕跡を、地球からの観測でとらえた、という話です。しかもその衝突は、はるか昔に私たちの「月」が生まれたときの出来事とよく似ているかもしれない、というおまけつき。今...
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10.7光年先に、住めるかもしれない惑星——ただし話はそう単純じゃない

「地球に似た惑星が見つかった」というニュースは、正直もう何度も聞いた気がします。でも今回のは、ちょっと事情が違います。なにせ場所が近い。10.7光年先、宇宙の感覚で言えば“ほぼお隣さん”のところに、水をたたえられるかもしれない惑星が確認され...
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JWSTが見つけた『小さな赤い点』の正体は、生まれたての超巨大ブラックホールだった

宇宙望遠鏡が撮った写真の中に、正体のわからない「小さな赤い点」がたくさん写っていました。十数億光年どころか、宇宙が生まれて数億年しか経っていないころの姿です。これがいったい何なのか、研究者たちはずっと頭を抱えてきました。その答えが出ました。...